ITパスポート試験 ITパスポート 2012年 (平成24年 秋期)43: プロジェクトの例として,最も適切なものはどれか。

ITパスポート 2012年 (平成24年 秋期)
Q 4343 / 100
プロジェクトの例として,最も適切なものはどれか。
この問の正解率:72.88%(1,744件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

プロジェクトの例として,最も適切なものはどれか。

選択肢

  • .銀行では,ATMの定期点検を行う。
  • .工場では,生産実績に関する月次の報告書を作成する。
  • .商店では,人気のある商品の仕入量を増やす。
  • .ソフトハウスでは,大規模なオンラインシステムを新規に開発する。

正解

. ソフトハウスでは,大規模なオンラインシステムを新規に開発する。

解説

正解はエ.プロジェクトはPMBOK・JIS Q 21500等で「独自の成果物・サービスを生み出すために実施する有期性のある業務」と定義される.独自性(これまでにない,または1回限り)・有期性(明確な開始と終了)の2点が要件.大規模オンラインシステムの新規開発は独自性・有期性をともに備えるためプロジェクトの典型例.ATMの定期点検・月次報告書作成・人気商品の仕入量増加は繰り返し行う「定常業務(オペレーション)」であり,プロジェクトではない.この2要件を満たすかで判別するのが解法のコツで頻出論点.ITパスポートでは類似用語の混同を狙った出題が多いため明確に区別する.

選択肢ごとの解説

  • .ATMの定期点検は決められた手順で繰り返し行う保守業務(定常業務).独自性も有期性も特段なく,プロジェクトではなくオペレーションに分類される業務.繰り返し型業務の典型例で,プロジェクトの定義要件を満たさない.別概念であり設問の答えにはならない選択肢.
  • .工場の月次報告書作成は毎月反復する定常業務(オペレーション)で独自性・有期性ともない.プロジェクトの定義(独自・有期)を満たさないため設問の答えとして不適.毎月続く反復業務の典型でプロジェクトには分類されない.用語の意味を正確に把握すれば誤りと分かる.
  • .人気商品の仕入量を増やすのは継続的な販売管理上の判断で,独自の成果物を生む有期業務ではない.通常のオペレーション(在庫管理)であってプロジェクトの定義には合致しない.経営上の判断で日常業務に近い活動.設問の主題と異なる領域の概念で答えにならない.
  • .正解.大規模なオンラインシステムを新規開発するのは明確な目的(新システム稼働)と期限(納期)を持つ有期業務.独自の成果物を生むためプロジェクトの定義要件(独自性・有期性)に合致する典型例.PMBOKの典型例.選択肢の特徴を理解すれば即答できる典型問題.

ITパスポート 2012年 (平成24年 秋期)過去問一覧へ戻る・問43