ITパスポート試験 ITパスポート 2012年 (平成24年 秋期)48: プロジェクトマネージャがプロジェクトのスケジュール,コスト,品質の計画を策定する際に最初に実施すべき作業はどれか。

ITパスポート 2012年 (平成24年 秋期)
Q 4848 / 84
プロジェクトマネージャがプロジェクトのスケジュール,コスト,品質の計画を策定する際に最初に実施すべき作業はどれか。
この問の正解率:67.54%(1,300件)

解説

ITパスポート 2012年 (平成24年 秋期) 問48「プロジェクトマネージャがプロジェクトのスケジュール,コスト,品質の計画を策定する…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約68%です。

正解

. プロジェクトで作成する成果物の仕様と,その成果物を完成させるための作業を定義する。

正答率 67.5%(1,300人中 878人が正解)

問題の解説

正解はイ.プロジェクト計画策定では,スコープ定義(成果物と作業の定義)→WBS作成→アクティビティ定義→スケジュール作成・コスト見積・品質計画などの順に進む.最初に行うべきは成果物の仕様と作業の定義(スコープマネジメント).これがWBS(Work Breakdown Structure)作成の基礎となり,スケジュール・コスト・品質計画の前提となる.クリティカルパスの特定はスケジュール作成段階,利害関係者への実績報告は実行・監視段階,リスク対応策の効果測定はリスクマネジメントの監視段階で,いずれも計画策定の冒頭ではない.

選択肢ごとの解説

  • プロジェクト全体で最長の所要期間を要する経路(クリティカルパス)を見つけるのはスケジュール作成のうち分析段階の作業.成果物・作業定義(スコープ)が先に必要で,計画策定の最初に行う作業ではない.スケジュール立案の中盤工程.用語の意味を正確に把握すれば誤りと分かる.
  • 正解.成果物の仕様とそれを完成させるための作業の定義(スコープ定義・WBS作成)が計画策定の最初に行うべき作業.スコープが確定しないとスケジュール・コスト・品質計画も立てられない計画の出発点となる工程.選択肢の特徴を理解すれば即答できる典型問題.
  • プロジェクトの実績を利害関係者に報告するのはプロジェクト実行・監視段階の作業(コミュニケーションマネジメント).計画策定の最初の段階では行わない.実行中のステータス共有が役割で計画策定とは異なる工程.設問の主題と異なる領域の概念で答えにならない.
  • リスク対応策の効果測定はリスクマネジメントの監視・コントロール段階の作業.計画策定の最初に行う作業ではなく,リスクの特定・分析・対応計画策定の後の段階に位置付けられる.監視フェーズの作業に該当する.用語の定義を取り違えやすい紛らわしい選択肢.対象や目的が設問の条件と異なるため不適切.

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