ITパスポート 2014年 (平成26年 春期) 問56「ホットスタンバイ方式の説明として、適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約67%です。
正解
ウ. 予備機をいつでも動作可能な状態で待機させておき、障害発生時に直ちに切り替える方式
正答率 66.8%(1,318人中 880人が正解)
問題の解説
ホットスタンバイ方式は予備機(待機系)を常時起動状態(電源・OS起動済み)で待機させ,本番機(現用系)の故障時に即座(数秒〜数十秒)に切り替える方式. 切替時間が短く高可用性システムで採用される. 手動で起動・切替するのはコールドスタンバイ,常時並列処理して結果照合するのはデュアルシステム,共有資源利用はクラウドの説明で,それぞれ可用性の実現方式が異なる. ミッションクリティカルな業務システムで重要な冗長化技術として位置付け. 切替時間の長短で可用性レベルが決まり,業務継続要件に応じて方式を選択する.
選択肢ごとの解説
- 誤り. インターネット上の多様な資源を利用者に提供する方式の説明はクラウドコンピューティング(SaaS/PaaS/IaaS)であり,ホットスタンバイの説明ではない. 別の技術概念で,可用性の実現方式とは異なる利用形態の話である. この用語の正確な定義と他選択肢との明確な区別を押さえることが理解の要点
- 誤り. 2台同時稼働で同じ処理を行い結果照合する方式の説明はデュアルシステムであり,信頼性向上のための冗長化方式の別形態. ホットスタンバイとは構成・運用が異なり,処理結果の二重チェックが目的の方式. この用語の正確な定義と他選択肢との明確な区別を押さえることが理解の要点
- 正しい. 予備機をいつでも動作可能な状態で待機させ障害発生時に直ちに切り替える方式がホットスタンバイのため. 切替時間が短く高可用性の代表的方式であり,フェイルオーバ自動化により無停止運用に近づける. この用語の正確な定義と他選択肢との明確な区別を押さえることが理解の要点
- 誤り. 障害発生時に運用担当者が予備機を立ち上げて手動切替するのはコールドスタンバイの説明であり,切替時間が長い別方式. ホットスタンバイは自動・即時切替が特徴で,可用性レベルがコールドより明確に高い. この用語の正確な定義と他選択肢との明確な区別を押さえることが理解の要点
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