ITパスポート 2014年 (平成26年 春期) 問69「あるコンピュータシステムの故障を修復してから60,000時間運用した。その間に1…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約58%です。
正解
イ. 540
正答率 57.8%(1,095人中 633人が正解)
問題の解説
MTBF(Mean Time Between Failures,平均故障間隔)は稼働総時間÷故障回数で算出する信頼性指標. 総運用時間60,000時間のうちMTTR(平均修理時間)×故障回数=60×100=6,000時間が修理に費やされた時間. 稼働時間は60,000−6,000=54,000時間,故障100回なので54,000÷100=540時間. 修理時間を控除してから故障回数で割るのが正しい手順で,MTBFとMTTRの定義を正確に把握する必要がある. 稼働率=MTBF/(MTBF+MTTR)も関連公式となる重要指標.
選択肢ごとの解説
- 誤り. 480時間は計算根拠と合致せず,修理時間を過大に控除したか稼働時間の計算を誤った値. 正しくは(60,000−6,000)÷100=540時間で,480ではないため計算手順の途中で誤りが含まれた選択肢である. この用語の正確な定義と他選択肢との明確な区別を押さえることが理解の要点
- 正しい. (60,000−60×100)÷100=(60,000−6,000)÷100=54,000÷100=540時間となるため. MTBFは稼働時間を故障回数で割る公式どおりで,修理時間を控除する手順を正しく踏んでいる答えである. この用語の正確な定義と他選択肢との明確な区別を押さえることが理解の要点
- 誤り. 599.4は(60,000−60)÷100=59,940÷100の計算結果であり,修理時間を1回分(60時間)だけ控除している誤り. 100回分の修理時間を控除する必要があるが1回分のみ控除した不完全な計算である. この用語の正確な定義と他選択肢との明確な区別を押さえることが理解の要点
- 誤り. 600は60,000÷100=600の計算結果で,修理時間を全く控除せずに総時間を故障回数で割った値. MTBFは稼働時間ベースなのでこの計算は不適切で,修理時間の控除手順が抜けた誤った計算である. この用語の正確な定義と他選択肢との明確な区別を押さえることが理解の要点
ITパスポート 2014年 (平成26年 春期) の過去問一覧に戻る・問69