ITパスポート試験 ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期)66: 図のように,ADSLモデムを介してPCからインターネット上のWebサーバを利用するため,機器の接続作業を行っている。 (構成図: LAN内に PC1, PC2

ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期)
Q 6666 / 84
図のように,ADSLモデムを介してPCからインターネット上のWebサーバを利用するため,機器の接続作業を行っている。 (構成図: LAN内に PC1, PC2 をハブに接続し, ハブ→ADSLモデム→インターネット→Webサーバ) PC1に接続されたLANケーブルをハブの空きポートに接続したところ,そのポートのリンクランプが点灯した。このことだけで判断できることとして,適切なものはどれか。
この問の正解率:58.44%(1,427件)

解説

ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期) 問66「図のように,ADSLモデムを介してPCからインターネット上のWebサーバを利用す…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約58%です。

正解

. PC1からハブまでの物理的な配線が完了している。

正答率 58.4%(1,427人中 834人が正解)

問題の解説

ハブのリンクランプ点灯から判断できる事象を問う問題. ハブ・スイッチの各ポートにあるリンクランプ(リンクLED)は,ケーブルを介してリンクパートナ(PCのNICなど)との物理層リンクが確立されている場合に点灯する. これはイーサネット規格に基づく電気的接続の検証完了を示すが,IP層・トランスポート層・アプリケーション層までの動作は保証しない. 具体的にはPC1からハブまでの物理的配線がきちんと完了していることだけが判断でき,PC2へのアクセス可否,ADSLモデムへの設定,インターネット接続成功,SSL/TLS暗号化通信確立などはランプ点灯だけでは確認できない. OSI参照モデルでいう物理層レベルの状態確認が機能する仕組み.

選択肢ごとの解説

  • 誤り. リンクランプ点灯は物理層リンク確立を示すだけで,IP層の通信が成功するかは別問題. PC1とPC2のIPアドレス設定や同一サブネット所属が適切でないと相互アクセスはできず,ADSLモデムへのアクセスも設定次第. ランプ点灯から判断できる範囲を超えた選択肢である.
  • 誤り. 暗号化通信(HTTPS/SSL等)の確立は物理層リンクとは無関係なアプリケーション層・トランスポート層の処理. ケーブル接続成功だけでは暗号化セッション確立は保証されず,Webサーバへの到達も別途確認が必要. ランプ点灯の意味から大きく逸脱する選択肢となる.
  • 誤り. インターネット接続の完了はADSLモデムへの設定・ISPからのアドレス払い出し・DNS解決等の上位層処理を要し,ハブのリンクランプ点灯だけでは判断できない. リンクランプは物理層の話で,インターネット接続成功という総合判定とは情報レベルが異なる選択肢.
  • 正解. ハブのリンクランプ点灯はPC1とハブの間で物理層のリンクが確立した(=ケーブル接続が正常)ことを示す. これはOSI物理層レベルでの配線完了を意味し,それ以上のIP通信・インターネット接続成功は別途確認が必要となる. ランプ点灯=物理配線完了が判断できる範囲.

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