ITパスポート 2015年 (平成27年 春期) 問77「DBMSにおいて,データへの同時アクセスによる矛盾の発生を防止し,データの一貫性…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約75%です。
正解
ウ. 排他制御
正答率 75.4%(1,233人中 930人が正解)
問題の解説
正答はウ. DBMS (Database Management System) における排他制御 (Exclusive Control) は, 複数ユーザ・トランザクションがデータに同時アクセスする際に矛盾発生を防ぎデータの一貫性を保つ機能. ロック (共有ロック・排他ロック) を用いてアクセスを制御し, 同時更新で発生する不整合 (Lost Update・Dirty Read等) を防ぐ. 類似用語=正規化 (データ重複排除のテーブル設計), デッドロック (ロック競合による停止状態), リストア (障害復旧時のデータ復元) はいずれも別概念であり混同しないこと.
選択肢ごとの解説
- 正規化はデータベース設計においてデータの重複や更新異常を排除するためにテーブルを分割する手法であり, 同時アクセス制御とは別概念. 設計時の話で実行時のアクセス制御ではないため誤り. 設計手法に分類される. 試験頻出概念で確実な理解が必要となる選択肢.
- デッドロックは複数のトランザクションが互いに相手のロック解除を待ち続けて処理が停止する状態であり, 排他制御の副作用として発生する問題. 一貫性確保機能そのものではなくむしろ問題現象で誤りである. 試験頻出概念で確実な理解が必要となる選択肢.
- 排他制御 (Exclusive Control) は同時アクセス時のロック制御によりデータの矛盾発生を防ぎ一貫性を保つDBMSの基本機能で問題文に完全合致する正答. 共有ロック・排他ロックでアクセス制御するメカニズム. 試験頻出概念で確実な理解が必要となる選択肢.
- リストアは障害発生時にバックアップから元の状態にデータを復元する機能であり, 同時アクセス制御とは別概念. 復旧処理の話で実行時の整合性確保ではないため誤り. 障害復旧の機能に分類される処理. 用語の意味と適用場面を整理して覚えておきたい.
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