ITパスポート試験 ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)48: システム開発のための施設・設備を維持・保全するために,次のことを計画し,実施する活動として,適切なものはどれか。 プロジェクトルームの中に,テストデータの機密性

ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)
Q 4848 / 100
システム開発のための施設・設備を維持・保全するために,次のことを計画し,実施する活動として,適切なものはどれか。 プロジェクトルームの中に,テストデータの機密性を確保するための部屋を設置して入退室管理を行う。テスト作業用に設置したサーバは,停電時のデータ消失を防ぐために,無停電電源装置に接続する。
この問の正解率:81.04%(1,150件)

解説

ITパスポート 2016年 (平成28年 春期) 問48「システム開発のための施設・設備を維持・保全するために,次のことを計画し,実施する…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約81%です。

正解

. ファシリティマネジメント

正答率 81.0%(1,150人中 932人が正解)

問題の解説

ファシリティマネジメント(FM)は,組織が保有・使用する施設・設備(オフィス,建物,什器,空調,電源設備など)を経営的視点で総合的に管理・維持・最適化する活動である. プロジェクトルームへの入退室管理や,テストサーバの無停電電源装置(UPS)接続など,施設・設備を保全し開発環境を適切に保つ取組みはFMの典型例である. アセットマネジメントは資産(主に投資資産や金融資産)の管理,環境マネジメントシステムは環境への影響低減を目的としたマネジメント,品質マネジメントシステムは品質確保のための仕組みで,いずれも本問の施設・設備の維持・保全とは別の概念である.

選択肢ごとの解説

  • 誤り. アセットマネジメントは,主に金融資産や投資対象資産を運用・管理する活動,または企業が保有する資産全般を経営目線で管理する考え方を指す. 施設・設備の維持・保全を中心に行う活動と若干重なる部分はあるが,本問のように物理的な設備・電源環境を整備する取組みを表す代表的な用語はファシリティマネジメントである.
  • 誤り. 環境マネジメントシステム(EMS,ISO 14001)は,環境への影響を継続的に低減することを目的とした組織的な管理手法の説明である. 施設・設備の維持・保全とは目的・対象が異なり,本問のような開発環境のセキュリティと電源対策を統合的に行う取組みを表す概念としては適切ではない.
  • 誤り. 品質マネジメントシステム(QMS,ISO 9001)は,品質に関する業務運営を標準化し顧客満足の向上を狙う仕組みの説明である. 製品・サービスの品質確保を主目的としており,プロジェクトルームの入退室管理やUPS導入など施設・設備保全の活動を表す概念としては適切ではない.
  • 正しい. ファシリティマネジメントは,組織の施設・設備を経営的視点から維持・管理し,適切な業務環境を保つ活動である. プロジェクトルームへの入退室管理によるセキュリティ確保と,テストサーバへのUPS接続による電源障害対策は,いずれもFMの典型的な実施事項であり,本問の説明に最も合致する.

ITパスポート 2016年 (平成28年 春期) の過去問一覧に戻る・問48

ITパスポート試験 の iOS アプリ版

アプリ版なら、よりスムーズに動作し、
スワイプで問題遷移ができます。

ITパスポート試験 合格.dev を App Store でダウンロード