ITパスポート試験 ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)47: プロジェクトスコープマネジメントに関する記述として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)
Q 4747 / 100
プロジェクトに関する記述として,適切なものはどれか。
この問の正解率:55.86%(1,382件)

解説

ITパスポート 2016年 (平成28年 春期) 問47「プロジェクトスコープマネジメントに関する記述として,適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約56%です。

正解

. プロジェクトが生み出す製品やサービスなどの成果物と,それらを完成するために必要な作業を定義し管理する。

正答率 55.9%(1,382人中 772人が正解)

問題の解説

プロジェクトスコープマネジメントは,PMBOKの知識エリアの一つで,プロジェクトが生み出す製品・サービスなどの成果物(プロダクトスコープ)と,それを完成させるために必要な作業(プロジェクトスコープ)を定義・管理する活動である. WBS作成,スコープ定義,スコープ妥当性確認,スコープコントロールが主な活動となる. 最長所要期間の作業経路を管理するのはスケジュールマネジメントの一部(クリティカルパス管理),リスク事象の管理はリスクマネジメント,利害関係者の調整はステークホルダマネジメントであり,いずれもスコープマネジメントとは異なる別の知識エリアの活動である.

選択肢ごとの解説

  • 正しい. プロジェクトスコープマネジメントは,プロジェクトが生み出す成果物と,それらを完成させるために必要な作業を定義し管理する活動である. WBSの作成やスコープ妥当性確認・コントロールがその主な内容で,本選択肢の記述はPMBOKにおけるプロジェクトスコープマネジメントの定義そのものに対応するため正解である.
  • 誤り. プロジェクト全体を通じて最も長い所要期間を要する作業経路を管理するのは,プロジェクトスケジュールマネジメントの中のクリティカルパス管理の説明である. 成果物・作業範囲を扱うスコープマネジメントとは異なる知識エリアの活動であるため,本選択肢はスコープマネジメントの説明としては適切ではない.
  • 誤り. プロジェクトの結果に利害を及ぼす可能性がある事象を管理するのは,プロジェクトリスクマネジメントの説明である. リスクの識別・分析・対応計画・監視を扱う知識エリアであり,成果物と作業の範囲を定義するスコープマネジメントとは目的が異なるため本選択肢は不適切である.
  • 誤り. プロジェクトの実施とその結果によって利害を被る関係者を調整するのは,プロジェクトステークホルダマネジメントの説明である. 関係者を識別し,期待や関心を踏まえ関与の度合いを管理する活動を扱う知識エリアであり,成果物と作業範囲のスコープマネジメントとは別領域の活動である.

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