ITパスポート 2017年 (平成29年 秋期) 問26「情報システム戦略の立案に当たり,必ず考慮すべき事項はどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約77%です。
正解
イ. 経営戦略との整合性を図る。
正答率 76.7%(1,194人中 916人が正解)
問題の解説
情報システム戦略は,企業が経営目標を達成するためにITをどのように活用するかを定める戦略である。情報システム戦略は経営戦略の下位に位置付けられるため,経営目標・事業戦略との整合性を確保することが不可欠。コスト削減や最新技術導入はあくまでも手段であり,必須事項ではない。正解はイ。
選択肢ごとの解説
- 開発期間の短縮は重要な検討テーマになり得るが,速く開発することが目的ではなく,経営目標達成が目的である。ウォーターフォール,アジャイルなど手法選択で短縮を図ることはあるが,必ずしも全プロジェクトで最優先とはならない。
- 情報システム戦略は,企業戦略・事業戦略のIT側面の具現化であるため,経営戦略との整合性を図ることは絶対的な必要条件である。経営目標の実現に貢献しないITへの投資は,資源の無駄遣いとなる。正解。
- コスト削減は情報システム戦略の目的のひとつになり得るが,競争優位の確立,売上拡大,顧客満足向上などを目的とする戦略では,投資拡大が適切な判断になる場合もある。コスト削減は手段であり必須事項とはいえない。
- 最新技術の導入は手段であり,ビジネス上の必要性や費用対効果が確認されて初めて選択すべき事項である。最新技術であること自体が価値を持つわけではなく,自社の戦略目標に合致するかどうかで判断する。
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