ITパスポート試験 ITパスポート 2017年 (平成29年 春期)15: 不適切な行為a〜cのうち,不正アクセス禁止法において規制されている行為だけを全て挙げたものはどれか。 a 他人の電子メールの利用者IDとパスワードを,正当な理由

ITパスポート 2017年 (平成29年 春期)
Q 1515 / 100
不適切な行為a〜cのうち,不正アクセス禁止法において規制されている行為だけを全て挙げたものはどれか。 a 他人の電子メールの利用者IDとパスワードを,正当な理由なく本人に無断で第三者に提供する。 b 他人の電子メールの利用者IDとパスワードを,本人に無断で使用してネットワーク経由でメールサーバ上のその人の電子メールを閲覧する。 c メールサーバにアクセスできないよう,電子メールの利用者IDとパスワードを無効にするウイルスを作成する。
この問の正解率:78.40%(1,630件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

不適切な行為a〜cのうち,不正アクセス禁止法において規制されている行為だけを全て挙げたものはどれか。 a 他人の電子メールの利用者IDとパスワードを,正当な理由なく本人に無断で第三者に提供する。 b 他人の電子メールの利用者IDとパスワードを,本人に無断で使用してネットワーク経由でメールサーバ上のその人の電子メールを閲覧する。 c メールサーバにアクセスできないよう,電子メールの利用者IDとパスワードを無効にするウイルスを作成する。

選択肢

  • .a
  • .a, b
  • .a, b, c
  • .b

正解

. a, b

解説

不正アクセス禁止法の規制対象は、他人の識別符号(ID・パスワード等)を無断で使用してコンピュータに不正アクセスする行為と、不正アクセスを助長する行為(識別符号の第三者提供等)である。aの他人のID/パスワードの第三者提供は同法の「助長行為」として規制される。bの他人のID/パスワードを使ったメールサーバへの不正アクセスは同法の中核的禁止行為。cのウイルス作成は刑法の「不正指令電磁的記録に関する罪」(ウイルス作成罪)の対象で、不正アクセス禁止法ではない。

選択肢ごとの解説

  • .誤り。aの識別符号の不正提供は同法の規制対象だが、bの不正アクセスも同法で禁止されている。aだけを選択しbを除外するのは不完全であり誤り。
  • .正しい。aは不正アクセス禁止法第5条の「識別符号の不正提供禁止」に該当。bは第3条の「不正アクセス禁止」(アクセス制御機能を回避した不正利用)に該当。両方同法で規制される。
  • .誤り。cのウイルス作成・配布は刑法第168条の2(不正指令電磁的記録作成等)が対象。不正アクセス禁止法はIDとパスワードを使った不正アクセスや助長行為を規制するが、ウイルス作成は対象外である。
  • .誤り。bだけを選択しaを除外しているが、aの識別符号の不正第三者提供は不正アクセス禁止法第5条で明示的に禁止されている助長行為である。aを除外するのは誤り。

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