問題本文
あるシステムの開発において,システムを24時間連続稼働させることになった。稼働時間について利用部門と取決めを行う工程はどれか。
選択肢
- ア.システム結合テスト
- イ.システムテスト
- ウ.システム要件定義
- エ.ソフトウェア方式設計
解説
システムの稼働時間 (24時間連続稼働等) や応答時間,可用性などの非機能要件は,システム要件定義の段階で利用部門と取り決めて文書化する.後工程の設計・テストでは要件を所与の前提として進めるため,要件定義での明確な合意が不可欠.「いつ何を決めるか」の順序は共通フレームの工程理解の要点で,各工程の役割を整理して押さえること.覚え方や類似用語の区別を整理しておくと,本試験での失点を防ぐことができる重要なテーマである.
選択肢ごとの解説
- ア.システム結合テストは設計に基づき検証する工程である.稼働時間などの要件は既に決定済みの前提で,テストの対象にはなるが取決め (決定) を行う工程ではない後段の検証フェーズに分類される.覚え方や類似用語の区別を整
- イ.システムテストも検証工程で,稼働時間は要件として既に確定している前提で実施する.要件の取決めはこの工程の役割ではなく,前段の要件定義工程で完了しているべき作業内容.覚え方や類似用語の区別を整理しておくと,本試験
- ウ.正解.稼働時間などの非機能要件は要件定義の段階で利用部門と合意するべき事項である.後工程の設計・テストの前提となるため,要件定義での確定が必要で,この時点で文書化する.覚え方や類似用語の区別を整理しておくと,本
- エ.ソフトウェア方式設計は要件に基づいてシステム構成を設計する工程である.稼働時間等の要件は前提条件で,設計工程で取り決めるものではなく,設計の入力となる確定済み情報を使う段階.覚え方や類似用語の区別を整理しておく
ITパスポート 2009年 (平成21年 秋期) の過去問一覧へ戻る・問32