ITパスポート試験 ITパスポート 2013年 (平成25年 春期)24: SWOT分析の説明として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2013年 (平成25年 春期)
Q 2424 / 100
の説明として,適切なものはどれか。
この問の正解率:83.13%(1,725件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

SWOT分析の説明として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .企業を取り巻く外的環境に潜む機会及び脅威,企業がもつ強み及び弱みを分析することによって,企業活動の今後の方向性を導き出すための手法である。
  • .財務の視点,顧客の視点,業務プロセスの視点,学習と成長の視点から企業の業績をバランスよく評価・分析するための手法である。
  • .自社の活動が顧客にとって最終的にどのような価値を生み出し,それは顧客を満足させられるかという観点から企業活動をデザインする手法である。
  • .市場の成長率とマーケットシェアの二つの定量的項目で作られたマトリックスに事業をプロットし,経営資源の配分の最適化を行う手法である。

正解

. 企業を取り巻く外的環境に潜む機会及び脅威,企業がもつ強み及び弱みを分析することによって,企業活動の今後の方向性を導き出すための手法である。

解説

SWOT分析は,自社の内部環境を強み(Strengths)・弱み(Weaknesses),外部環境を機会(Opportunities)・脅威(Threats)の4観点で整理し,事業の方向性や戦略立案の基礎情報を得る分析手法である.強みと機会を組み合わせて積極攻勢を仕掛けるクロスSWOT分析にも発展する.イはバランススコアカード(BSC),ウはバリューチェーン分析(または顧客価値分析),エはPPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)の説明であり,いずれもSWOTとは異なる.内部の強み・弱みと外部の機会・脅威を分析することで企業活動の方向性を導き出すアがSWOT分析の説明として正しい.

選択肢ごとの解説

  • .正解.外部環境の機会・脅威と自社内部の強み・弱みを4観点で分析するのがSWOT(Strengths/Weaknesses/Opportunities/Threats)分析.企業活動の今後の方向性を導き出す代表的な戦略分析手法で,内部要因と外部要因を整理して戦略仮説を立てる際の基礎フレームワークとして広く用いられる.
  • .財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の4視点で業績をバランスよく評価・分析するのはBSC(バランススコアカード)の説明.戦略遂行を多面的に管理する経営手法で,財務偏重を避ける点が特徴.4視点の構造はSWOTの4観点とは内容も目的も異なり誤り.
  • .自社の活動が顧客にとって最終的にどのような価値を生み出し,顧客満足を達成できるかという観点から企業活動をデザインするのはバリューチェーン分析や顧客価値分析に近い手法.付加価値創出プロセスの分析が中心でSWOTの4軸フレームワークとは異なるため誤り.
  • .市場の成長率とマーケットシェアの2軸でマトリックスに事業をプロットし,経営資源の配分を最適化するのはPPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)の説明.花形・金のなる木・問題児・負け犬の4象限分類で投資判断する手法でSWOTではないため誤り.

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