ITパスポート試験 ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期)37: プロジェクト管理のプロセス群に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期)
Q 3737 / 100
プロジェクト管理のプロセス群に関する記述のうち,適切なものはどれか。
この問の正解率:62.79%(1,145件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

プロジェクト管理のプロセス群に関する記述のうち,適切なものはどれか。

選択肢

  • .監視コントロールでは,プロジェクトの開始と資源投入を正式に承認する。
  • .計画では,プロジェクトで実行する作業を洗い出し,管理可能な単位に詳細化する作業を実施する。
  • .実行では,スケジュールやコストなどの予実管理やプロジェクト作業の変更管理を行う。
  • .立上げでは,プロジェクト計画に含まれるアクティビティを実行する。

正解

. 計画では,プロジェクトで実行する作業を洗い出し,管理可能な単位に詳細化する作業を実施する。

解説

プロジェクト管理のプロセス群に関する問題. PMBOK では「立上げ・計画・実行・監視コントロール・終結」の5プロセス群が定義され,各群でやる活動が明確に区別される. 立上げ=プロジェクト・フェーズの開始承認とプロジェクト憲章作成. 計画=作業範囲(WBS)・スケジュール・コスト・品質・要員・リスク等の計画策定. 実行=計画に基づくアクティビティ遂行・成果物作成. 監視コントロール=予実管理・変更管理・パフォーマンス監視. 終結=成果物の納品受入・契約終了処理. 各群の活動内容と境界を正確に把握することが,本問のような対応関係問題で正答する鍵となる.

選択肢ごとの解説

  • .誤り(立上げの説明). プロジェクトの開始と資源投入を正式に承認するのは立上げプロセス群の活動で,プロジェクト憲章の作成と承認が中心. 監視コントロールは実行中のプロジェクトの進捗・コスト・品質を測定・評価する別フェーズで,開始承認とは活動内容が全く異なる. 取り違えに注意.
  • .正解. 計画プロセス群ではプロジェクトで実行する作業を洗い出し,WBS等で管理可能な単位に分解して詳細化する作業を行う. スコープ・スケジュール・コスト・要員・リスク等の計画を統合的に作成するフェーズであり,設問の「作業の洗い出しと管理単位への詳細化」と完全に合致する.
  • .誤り(監視コントロールの説明). スケジュール・コストの予実管理やプロジェクト変更管理は監視コントロールプロセス群の活動で,実行ではない. 実行は計画に基づきアクティビティを遂行し成果物を生み出す活動が中心で,予実比較・変更管理は監視側の役割となる. 区別する.
  • .誤り(実行の説明). プロジェクト計画に含まれるアクティビティを実行するのは実行プロセス群の活動で,立上げではない. 立上げは開始承認・憲章作成・主要関係者特定など準備段階の活動が中心で,計画に基づく実作業遂行は別フェーズに属する. プロセス群の取り違えに注意.

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